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■フクギ並木
備瀬と言えば何と言ってもフクギ並木。「並木」というと札幌のホプラ並木、明治神宮外苑のイチョウ並木や大阪造幣局の桜並木といったものを想像するかもしれないが、備瀬のフクギ並木は正確に言うと「屋敷林」。「フクギ並木はどこですか?」という質問がよくあるが、正解は「そこいら中」。時には風速70m台にもなる激烈な台風の暴風から屋敷を守るために植えらている。推定樹齢250〜300年という(フクギは成長が遅い)フクギに囲まれた集落は、ひっそり静まり返っている。
※集落入り口の駐車場右手より「順路」という看板が設置されているが、特に「ここぞ!」という場所を歩くようになっている訳でもないので、適当にその辺を散歩してもOK。ちなみに散歩していると大きなヤドカリに遭遇する事があるかもしれないが、このオカヤドカリは特別天然記念物に指定されている。 |
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■備瀬の夕日
西側の海岸に行けばどこの夕日も同じ? いーえ、全く違います。目の前に見える伊江島に落ちる夕日は沖縄本島一!島がシルエットになり、空はまるでオーロラの様に美しいグラディエーションに彩られる(ちなみに筆者はオーロラを見た事はないが...)。それは心癒される美しい大パノラマが広がるのである。年にたった数日ではあるが、無風でイノー(珊瑚に囲まれた池の様な海を言う。所謂ラグーン。)が鏡のように静まり、そこに映る夕焼け空は、この世のものとは思えないほど美しい。見る事ができたあなたは超スーパーラッキー!
※季節により、伊江島に夕日が落ちる時と海に沈む時がある。
※夕焼け空は陽が落ちてから1時間くらいが一番綺麗。太陽が沈んだからと言ってとっとと帰るのはもったいない。 |
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■備瀬崎
知る人ぞ知る、と最近言えなくなってきたほどのスノーケリングポイント。潜らなくても岸からいろいろな種類の熱帯魚が見られる。ニモ(カクレクマノミ)も沢山いたが、心無い人にイソギンチャクごと持ち去られてしまった。漁業権や県漁業調整規則により規制されているので、くれぐれも海洋生物は持ち帰らないようにして欲しい。よいこのみんなは魚を網ですくったりして遊んでも、帰るときは海に帰してあげてね。目の前の島(聖域になっている)へは干潮の時歩いて渡る事ができるが、潮が満ち始めると戻れなくなってナキを見るので注意。また川のように激しく流れる潮流が発生したり、クラゲに刺されたりする事もあるので、小さな子供連れの場合は特に注意が必要だ。尚ここだけの話しだが、探せば星砂が見つかる。自分で見つけたホンモノの星砂は一生の宝物になるでしょう。(秘密工作員が、国際通りで買ってきた瓶入りの星砂を、毎晩一生懸命撒いてます。←ウソ)
※管理されている遊泳場ではないので、AEDは勿論、救急セットもハブクラゲ除けネットもレスキューも、何もない。くれぐれも自己責任で気をつけて楽しんで欲しい。 |
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■桟橋と砂浜
普通と言えば普通の桟橋だが、映画のロケ(チェケラッチョでの飛び込みシーンが有名)や、何だかわからないビデオ撮影などがよく行われている。海底まで透けて見えるので、じ〜〜〜〜っと見ているとハリセンボンやナマコは勿論、タツノオトシゴやウツボやメガネカラッパやムラサメモンガラやアオヤガラやボラや小魚の群れや、、、要するにいろいろな生き物が現れる。色とりどりの熱帯魚を見たいのなら備瀬崎でスノーケリングがお勧めだが、泳げない小さな子供がいたり寒いシーズンはここから海中観察もいいだろう。 備瀬の海は西側(東シナ海)に面しているので、太陽を背にした時間(午前〜昼過ぎ)は海面がギラつかず、海の色は鮮やかなエメラルドグリーンとなり息を呑むほど美しい。波紋がキラキラと白い砂の海底に煌めく様を是非あなたも見て欲しい。(曇りや雨だったらゴメンね^^;)
※夏の満月の夜、備瀬の砂浜にはカメが産卵にやってくる。万が一遭遇したら、絶対強い光は当てないでそっと見守る事。 |
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■最後に備瀬の歴史的考察
備瀬貝塚からは2500年前と推定される弥生式土器が発掘されている。伝承によれば、備瀬集落が形成されたのは600年ほど前と考えられる非常に古い集落である。「おもろさうし」(1500-1600年にかけて首里王府によって編纂された歌集)にも登場している。また「備瀬のシニグ」は学術的にも貴重なものとされるが、近年高齢化や人口の減少などにより保存継承が危ぶまれている。 |
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